今年(2013年)に発売されたゲーム関連CDのうち、所持しているものを紹介しつつ、特に好きな曲について淡々と語る、その1



AT1st Persona3 & Persona4 Club Arrenge

Pursuing My True Self (kors k REMIX) / kors k
P4オープニングのハウス系アレンジ。kors kらしいテッキーなギミック盛り沢山で踊れる仕様になってる。このCDを買うきっかけにもなった。いい仕事しすぎ。

Burn My Dread (Novoiski REMIX) / Novoiski
MoonbugのメンバーNovoiskiによるP3オープニング曲のダブステップリミックス。イントロの前にカセットテープを再生するようなカチャっていう音が入ってて、なんとなくイヤホンマン状態のP3主人公を彷彿させる。フェードインからの爆発、サビ前の静寂が気持ちいい。

キミの記憶 (HIROSHI WATAMABE REMIX) / HIROSHI WATANABE
購入前にリミキサー陣を見て目を疑った。ちなみに自分はこの現象をしれっとヒロワタが参加してるシリーズと呼んでる(PEやMGSなど)のだけど、それにしても毎回しれっと参加しすぎ。ダブの上にボーカルのコーラス部分だけが乗っかって静かに進行していくアンビエントリミックスで、これが物凄く気持ちよくてトリップできる。アルバムの最後の曲なので寝る前にもオススメ。



BLACK ALBUM

恐怖の右脳改革 / 96
KONAMIのコンポーザー陣にはなぜ社員なのかわからない人物が沢山いるけど、その筆頭96ちゃんの1stアルバムが発売。プログレメタルのベスト版としても充分通用しそうなのに今のところKONAMI STYLE専売なのが勿体ない。7分45秒もあるこの曲は静と動のバランスが絶妙で、原曲にはなかった展開も盛り込まれている大作。プロがグレるってこういうことなのね。



Crevice

Rainbow after snow / 猫叉Master
猫叉Masterの4枚目(無印名義では3枚目)のアルバム。これまでとは違って歌モノが多めで、ポップス系統の楽曲が中心。林ももこオンボーカルのこの曲は、タイトルからイメージする通り澄んだ空気感のある爽やかなドラムン。jubeatとIIDXの連動イベントで最初に解禁する楽曲だったのだけど、jubeat側のサントラには収録されず、IIDXの方の発売が遅かったせいもあってよく聴いた。

カラルの月 / 猫叉Master
最近はドラムンだったりエレクトロだったりに傾倒していた猫叉だけど、劇団レコードとの合作により本領発揮。やっぱりこのゲームミュージックライクな民族系の楽曲に惚れてファンになった人は多いはず。静かな弦の音から始まって、ゲームの方で聴き馴染んだイントロが流れてきた瞬間にはテンションぶちあがる。始終色んな楽器がチャカチャカ鳴ってて聴き飽きない。



Cure SQ

ガウのテーマ ~ リルムのテーマ (from FINAL FANTASY VI) / 栗コーダーカルテット
久々のSQシリーズ。今回は全曲栗コーダーカルテットによるリコーダー中心の白魔法系アレンジ。この曲はFF6から2人のキャラクターテーマのメドレー。隠れた名曲として最早隠れてない名曲「ガウのテーマ」と、個人的に大好きな「リルムのテーマ」が、弦とリコーダー、そしてトイピアノと鍵盤ハーモニカで演奏されている。暖炉の前で(暖炉ないけど)揺り椅子に座って(揺り椅子ないけど)うとうとしながら聴きたい。



Delicious love

ゴーイング マイ ウェイ! / 達見恵 featured by 佐野宏晃
ギタドラやポップンで活躍してる達見恵と佐野宏晃のコンビによるフルアルバム。乙女ちっくな歌とパワフルなギターサウンドの相乗効果で非リア充は耐え切れず爆発必至との呼び声高い素敵な楽曲が全13曲。ゲームサントラではロング枠でお馴染みだけど、アルバム版は全て作り直しているとのこと。この曲もV5のサントラ収録のロング版と比べて楽曲の構成こそ同じものの、明らかに音がよくなっていてスネアの音やサビのピロピロギターが気持ちいい。当時からのファンも多い代表曲ではないかと。



FANTASY LIFE ORIGINAL SOUND TRACK

強敵との戦い / 植松伸夫
一時期3DSですれ違う相手はどうぶつの森かこのファンタジーライフかというくらいプレイヤーが多かった印象。実は自分は未プレイなのだけど、コンポーザーの名前に目がいってサントラだけ先に聴いてしまった。植松伸夫らしい(FFでいうと9の雰囲気)メロディアスなオーケストレーションが中心。ゲームをやってなくても場面が思い浮かぶような、わくわくさせるサウンドが多くてさすがノビヨ、と思っていたら1曲明らかに場違いな、禍々しい曲がある。気になって軽く調べてみたところ、どうやらボス戦だけでなく釣りの最中に大物が掛かったときにも流れるらしい。ほのぼのとした生活から一転、この曲が流れたら即座に戦闘態勢に入るプレイヤーを想像すると少し笑える。



HAPPYMAKER

TRIGGER★HAPPY (Hommarju Remix) / Hommarju
HARD CORE TANO*CのメンバーでもあるP*Lightが自身のレーベルでリリースしたアルバム。SOUND VOLTEX収録の「TRIGGER★HAPPY」のオリジナルロング版に加え、ボーナストラッックには各方面で飛ぶ鳥を落としまくっているHommarjuによるリミックスが収録。こっちの方はロービットなイントロで始まって、急激にBPM200の乱れ撃ちが応襲。これでもかというくらいおバカな(褒めてる)サンプリングが随所に散りばめられていて、アルバムのタイトル通り、聴けば数秒でウルトラハッピーになれる曲。間奏のコイーンがお気に入り。



METAL GEAR RISING REVENGEANCE Vocal Tracks

Dark Skies (Platinum Mix) / Jamie Christopherson
これまでのメタルギアシリーズと違って、雷電が主人公の今作は隠れる必要がなくなったためかサウンドも全体的にアグレッシブで、緊張感をじりじり煽っていくのではなくもうとにかく切って斬って伐りまくれヒャッハーな曲が多い。この曲も通常戦闘曲として使用されていて、ダークな世界観に沿いながらもゲームの爽快感を引き出しているナンバー。聴くだけで脳汁が溢れ出す中毒者も多いのでは。


その2に続く

2013年ゲーム関連CDまとめ その1

Posted on

2013年12月28日土曜日

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