今年(2013年)に発売されたゲーム関連CDのうち、所持しているものを紹介しつつ、特に好きな曲について淡々と語る、その3



ダンガンロンパ THE ANIMATION オリジナルサウンドトラック

Beautiful Days The Animation / 高田雅史
ダンガンロンパのアニメサントラ。BGMはほとんどゲームからの流用だけど、尺がアニメ用に短くなっていたり(個人的にはこれくらいの長さが丁度いい)、ループで流れることが基本的にないためアウトロが新規に用意されていたり、音のパートが足されてよりドラマティックな展開になっていたりと、聴き比べてみると細かな違いがあって面白い。日常パートで使われているこの曲も、ゲーム版との音の違いがはっきりしていて、今ではこっちの方がお気に入り。

Never Say Never The Animation / TKDz2b
アニメ版のオープニング曲。曲調こそ違えど、作曲は同じく高田雅史なので雰囲気はちゃんとダンガンロンパしているし、ゲームのオープニングにもあったタイトルコールのボイスもばっちり入っている。男性ラップと女性コーラスの掛け合いが色っぽい。サビ部分で唐突にはじまるモノクマダンスは必見。



でんでんぱっしょん 初回限定 GAME盤

でんでんぱっしょん / でんぱ組.inc
jubeatでプレイしてひと聞き惚れ。でんぱ組はIIDX19Lincleでkors kの曲「Drive Me Crazy」を歌ったゲームオタク系アイドル古川未鈴が所属している、という程度の認識があるだけでどんな曲でパフォーマンスしているのか全く知らなかったのだけど、これ、いいね。メインで鳴ってるシンセと、覚えやすい歌メロ、そしてインパクトのあるサビ、一度聴いたら頭から離れないタイプの曲。

先生!次はバトルの時間です。 / でんぱ組.inc
カップリングの2曲はiOSアプリ「先生!次はバトルの時間です。」のテーマソングになってる。残念ながら自分は泥スマなのでゲーム自体は未プレイなのだけど、シングルを買うときにどうせならと思ってこのGAME盤をわざわざ探して購入。こっちの方は電波成分はやや抑えられているものの、アニソン風の聴きやすい曲なので何度か聴いてるうちに耳に馴染んでしまった。



トンデモ未来空奏図

Atröpøs / sasakure.UK
初登場はIIDX21SPADAのロケテ。既存のアルバムからという珍しいかたちでの収録。そのためライセンス楽曲扱いではあるみたいだけど、IIDXのために制作した曲とのこと。ピアノと金属的な電子音が次々はじけるように展開するsasakure.UKらしいエレクトロニカ。実際にゲーセンでプレイしてみても叩いている音が比較的わかりやすくて、キー音と打鍵音とムービーとの一体感が心地よく感じられた。ガバやハードコアが多いダークでヘビーな世界観の今作に光が射しているようないいアクセントになっている気がする。ちなみにアトロポスとは未来を司る運命の女神のこと。全身タイツでハサミをもったアイツを思い浮かべたのは自分だけじゃあるまい。



ニンテンドー3DS ポケモン X・Y スーパーミュージックコレクション

4番道路 / 景山将太
タイトルの4番道路に違和感を覚えた人、結構いるんじゃないかな。この曲はむしろ7番道路(いわゆる廃人ロード)の曲という印象がどうしても強い。今作は孵化厳選がかなり楽になったとは言え、それでも恐らくいちばん長い時間聴いた曲だと思う。マーチ風のスネアドラムとトランペットが鳴り響く勇ましい曲調にも関わらずなんとなく癒しBGMとして聴いてしまうのは毎晩寝落ちプレイをしていたからだろうか。

戦闘! フラダリ / 足立美奈子
色んなところでネタにされているのを見かける度に愛されてるなあと感じるフラダリとの戦闘曲。イントロのエフェクトがクセになる。Wi-Fi対戦のBGMはいつもこれにしてた。



パズル&ドラゴンズ オリジナルサウンドトラック イトケン・リミテッド

Walking Through The Towers / 伊藤賢治
パズドラはイトケンにホイホイされて小一時間正座してBGMを堪能した後そっとアンインストールしたのでそこまで思い入れはないのだけど、サントラだけはよく聴いてる。電車とかでミュートにしてパズドラやってる(そりゃマナーとしては当然なんだけど)人を見ると勿体ないなあと思ってしまう。



ぷよぷよ ヴォーカルトラックス

ぷよぷよのうた ロックバージョン / りんご (今井麻美)
レンタルショップに置いてあったのを発見してなんとなく聴いているうちにいつのまにか毒されてた。実はぷよぷよはSUN以降ほとんど追ってなかったのでキャラクターもこのCDの概要もよくわかってなかったり。基本的に歌詞はぷよぷよ言ってるだけであってないようなものなんだけど、如何せんそれが可愛い。中の人繋がりで牧瀬紅莉栖が歌ってると思うと萌え禿げるので助手好きにもオススメ。



メゾン・ド・魔王 オリジナルサウンドトラック

Three Little Witches / Q flavor
PLAYISMで配信しているインディーズゲームのサントラ。ロービットなサウンドとボーカロイド風の加工音声が賑やかな戦闘曲。こういうPCゲームのサントラがしっかり用意されているケースって珍しい気がする。ゲーム音楽オタクの自分としてはサントラの有無、その入手の可否によってゲームを選ぶことが多いので個人的にはとっても嬉しい。



夏の星空+beta_20131215

線香花火 / 沙野カモメ
SOUND VOLTEX収録のボーカロイド楽曲。ボルテはサントラが絶望的と耳にしてプレイするモチベーションがあまりなかったのだけど、個人でこうやってリリースしてくれるとゲーセンにも足を運ぶようになるので今後のFLOOR勢にも期待。発売時期とも重なって、儚げな曲調が残暑によく合う。

freaky freak (extended edit) / 沙野カモメ
作風の幅に驚いたのがこの曲。ノリのいいリズムトラックスにテンション高めなウワモノが次々乗っかってくる踊れるガチ曲。後半のボイスシンセっぽいフレーズが足される部分が特に好き。

eclair au chocolat (extended edit) / 沙野カモメ
上記の2曲や「Ganymede」のリミックスともまた違う、ハピハコ要素の強いテクノポップ。エクレアのタイトル通り、お菓子を連想させるような可愛らしい曲調。



怪獣が出る金曜日 オリジナルサウンドトラック

怪獣が出る金曜日・メインテーマ / 坂本英城
3DSで配信中のギルドシリーズのひとつで、「ぼくのなつやすみ」のミレニアムキッチンが制作に関わる昭和テイスト溢れる下町が舞台のゲーム。画面の雰囲気重視のゲームなのでそこまでBGMの主張は強くないのだけど、メインテーマと題されたこの曲は、街のほのぼのとした雰囲気や主人公の少年のわくわく感とリンクするせいか、プレイ後も印象に残ってる。


天庭

魚氷に上り 耀よひて / あさき
あの「神曲」から7年、待ちに待った2ndアルバムが発売。オリコンでも初週上位に食い込む売れ行きで、多数のメディアでも扱われ非音ゲーマーにもファンがいることを改めて知った。さて、検索してはいけないワードにもなってる「ニコニコサンフラワーキッス」こと「魚氷に上り 耀よひて」、リフレクで登場した当時からジャケットの魚氷ちゃん共々好きになってよくプレイしていたため思い入れも強く、ゲーム音楽を紹介するという名目上、原曲の要素の残るこの曲をここでは選んだけど、ファンとしてはぜひとも歌詞カードを見ながら(歌詞カードを見ていてもどこ歌ってるのかわからなくなるのも最早愛嬌)アルバムを通して聴くことを推奨したい。あさきの宇宙を感じて荘厳な気持ちになること間違いなし。


その4につづく

2013年ゲーム関連CDまとめ その3

Posted on

2013年12月30日月曜日

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