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『HOME TOWN WORK』
2013 / PC / ZK
ホームタウンワーク、略して『HTW』というフリーゲームのさわりだけをSSと共にほんのちょっと紹介。
ひきこもり脱出RPGと称されている通り、主人公は23歳のニート。四畳一間にPC、布団、雑誌の山、そしてティッシュ。ステレオタイプの「おまえら」がここに。
戦う相手はストレス。見た目が可愛いのがくやしい。
戦闘画面で感じたひともいるかもしれないけど、マップ、キャラクター、テキストなどからは『MOTHER』シリーズのオマージュが多く見られる。アフィブログの収入が振り込まれるATMも存在。ちなみに体力の回復やセーブはカエルがやってくれる。街の至る所に喋る動物がたくさんいて、彼らと会話する分にはストレスと戦う必要がないため、プレイヤーにとっても癒し。
はじめは伝説の城ことハロワ的な職業安定所を目指すのが目標なのだけど、オフ会に参加して遊園地に行ったり、廃校を探検したりと、コミュ障ながらも次第にアクティブになる主人公。そして最終的に物語はかなりとんでもない方向に展開していく。まあネタバレになるのでこの辺で。
と言いつつ意味深なショットをひとつ。とあるマップで、踏むと短いSEの鳴るタイルが並べてあって、その上を歩くのが楽しくて小一時間ほど目的を忘れて遊びまくった。あ、いまツーステップっぽい、とか、これ完全にドラムンってる、とか。ちなみにここ、『HTW』最難関と呼ばれる謎解き要素があるのだけど、なかなか手応えもあって楽しめた。ドレミファソラシにゃー。右上のトイレが気になって気になって仕様がない人、素直に負けを認めてプレイしよう。作者サイトからDLのページに飛べるよ。
ところでこのゲーム、何がすごいかって、グラフィックとサウンドもほとんどが作者本人によって制作されているということ。マップチップやキャラクターの歩行アニメーションなどの細部にも拘りを感じる。BGMはちゃんとmp3としてゲームファイルと一緒に入っているので、個人で楽しみたい人も安心。聴いているうちにクセになるミニマルな音楽が多い。思わず笑ってしまうようなパロディも。
最後にこの台詞を。がんばれよ。